第1619回例会

2024年5月17日 金曜日　　会場：ホテルメトロポリタン山形
■点鐘／12:30　　■ロータリーソング／国歌　四つのテスト

会長挨拶

　本日のお客様は、国際ロータリー第２８００地区青少年奉仕インターアクト委員会委員長　枝松祐子様です。（上山RC所属）インターアクトの活動内容について卓話いただきます。本日は何卒宜しくお願い致します。
　五月連休に県外の友人から誘われて斎藤茂吉記念館に行ってきました。皆さん良くご存じだと思います。
　２０１８年に新たな記念館が竣工されてから、恥ずかしながら私は初めての見学でした。
　茂吉先生は２足のわらじを履いた方でしたね。縁あって若干１４歳で上京され、東京の開成中学を卒業し、東京帝国大学医科大学卒業後、都内の病院勤務を経て当時の長崎県長崎医科専門学校へ教授として赴任します。
　また、学生時代から歌の世界にひかれ、第一歌集「赤光」が出版されると、無名に近かった茂吉先生の名は一躍高められました。赤光には実母いくさんの死去を悲しみ、ひたむきな抒情を打ち出し、多くの人々に感銘を与えたようです。
　１９２２年、大正１１年、約３年間の長崎赴任後、医学研修のため欧州へ留学します。その余暇にヨーロッパ各地の美術館を巡り、西洋の諸相に惹かれます。そして、帰国後病院の跡を継ぐため多忙の日々を過ごします。
　１９３４年、昭和９年、茂吉先生の弟さんのご尽力があり、蔵王熊野岳山頂に歌碑が建てられました。この歌碑のために作られたこの歌　「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中にたつ」
　１９４５年4月、東京の戦火を逃れ上山金瓶に疎開し、そこで終戦を迎えました。翌年、大石田に移り、１９４７年東京に戻ります。
　１９５１年、昭和２６年１１月、文化勲章を受章します。
　そして１９５３年、昭和２８年、心臓嘆息のため満７０歳９カ月で生涯を閉じました。
　一生懸命勉強し、良く働き、財も成したと思います。茂吉先生が他界した後、奥様は南極旅行やエベレスト登山など諸外国を遊歴したそうであります。
　山形県が生んだ歌人、斎藤茂吉の生涯や作品は、これからも長く人々の心に残り、語り継がれるものと強く思った次第です。
　どうぞ機会がありましたら斎藤茂吉記念館を是非お訪ねください。

幹事報告

　１．５月１１日（土）天童市に於いて第２７回国際ロータリー日本青少年交換研究会・山形会議が開催され、 　　　会長と幹事が参加しました。交換留学生のスピーチコンテストで２４名のスピーチでした。 　２．次回例会は来週２４日、山形腎友会の玉屋副会長がいらっしゃいます。寄付金の贈呈を行います。 　３．ロータリー財団、米山奨学会の寄付がまだの方、宜しくお願い致します。 　４．テーブルの上のQRコードより地区のline登録ができますので、宜しくお願い致します。 　５．皆さんへの配布資料が３点あります。①本日の枝松さんの卓話の資料　②やまがた森林と緑の推進機構の募金 　　　③メトロポリタン山形のイベントの案内　　ご確認ください。

卓話

ニコニコBOX

出席情報

	会員総数	出席義務会員数	出席会員数	出席率
本　日	28名	－	19名	－

記念日

○会員誕生日 ○結婚記念日 ○企業創立記念日

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