第1587回例会

2023年6月16日 金曜日  会場:ホテルキャッスル
■点鐘/12:30  ■ロータリーソング/奉仕の理想

会長挨拶

日本人の平均寿命は、 男性 81.4歳、女性 87.5歳で男女とも世界一であります。 一方健康寿命は、男性72.7歳 女性75.4歳となっており、9年から12年ぐらいは誰かのお世話になりながら生活するようなことになります。人生100年時代を迎えた今、健康で自分らしく生活をしていくために一人一人が、自身の健康づくりは自己責任でという意識を持つことが重要であります。本日は 済生会愛ランド地域包括支援センターの保健師冨士尚美さんに来ていただきました。明日の元気な自分のためにというテーマで、「いきいき百歳体操」をあちこちで指導している方でございます。本日は東RCの皆様に元気で100歳まで頑張っていただくため百歳体操の体験をしていただくことにしましたので宜しくお願いします。
今日胃内視鏡をした患者さんですが、心臓移植手術を受けて来られました。その方は、16年前から当院に通院している50代の男性です。特発性心筋症という疾患で心臓移植以外に治療法がなく、心臓の管理希望されて通院しておりました。心膜シートの移植のため大阪大学に行ったり補助人工心臓移植のため東北大学等で治療を受けておりました。 当院には最近は年1回 インフルエンザワクチン接種のために訪れている程度の受診でございました。 昨年も11月にインフルエンザワクチン接種のために受診され、その時に今の状況等に関して話を伺ったところでした。その時彼が言うには、もう移植の順番は来ているのだがなかなか自分の体にあった心臓が回ってこないということで、あとの順番の方が次々先に心臓移植をうけていつになったら自分の番が来るのか不安であるという風なことをおっしゃっておりました。体重40kgもない方ですので、なかなか大人の心臓がマッチングできないという状況でした。ところが先日、胃の内視鏡を受けたいと受診されました。その時に実は今年の1月9日に心臓移植が受けられたということを伺いました。目の前にいる患者さんが心臓移植を受けて戻ってきたということにとても感動いたしました。元々私も心臓外科医ではありましたが、我が山形大学は心臓移植を扱うことのない教室でありましたから実際移植ということに関してはあまり頭の中にありませんでした。というわけで目の前にいる患者さんが心臓移植を受けて生還してきたということに関してとても感動いたしました。
最近よく感じるのですが、医療の進歩がとても著しいという風に。移植もそうですが、がん治療等に関しましても、抗がん剤治療を含め以前であればもう治療困難という方でも何度も手術を受けたり、特殊な抗がん剤治療を受けて、とても延命場合によっては根治まで至っている方もいらっしゃいます。そういう時代に医療者として仕事をさせてもらっていることにとても感謝している心境であります。
会長挨拶

幹事報告

理事会協議内容報告。  小野仁氏の入会について承認された 6月23日から 次回、事業報告です。
幹事報告

卓話

ゲスト卓話
『これからの介護予防 いきいき百歳体操について』
済生会愛らんど地域包括支援センター
冨士尚美氏


ニコニコBOX

安部政昭:
根本クリニックに感謝
白田廣司:
窓リノベ事業 東北1位
岡嵜千賀子:
冨士尚美さんの来訪に感謝して
吉田安伸:
今日 3分間スピーチを行いました
深瀬俊路:
愛らんどのエース 冨士さんのご来訪に感謝して
根本元:
今まで診ていた患者さんが心臓移植を受けて生還してきました

出席情報

会員総数 出席義務会員数 出席会員数 出席率
本 日 30名 16名

トピックス