山形東ロータリークラブ会報 第1237回例会

2014年01月17日 金曜日   会場:ホテルキャッスル
■点鐘/12:30
■ロータリーソング/奉仕の理想
■ビジター紹介/千歳徹さん(山形イブニング)

会長挨拶・幹事報告

 1ヶ月ほど前に、テレビや新聞等で話題になった「60年前の赤ちゃん取り違え」事件を聞いて感じたことをお話しします。
 その事件は、60年程前に東京の病院で出生直後に別の新生児と取り違えられてしまったため、本来であれば裕福な家庭で育てられるはずだったのが、貧しい家庭で育てられて異なる人生を余儀なくなされたということで、取り違えた病院に損害賠償請求の裁判を起こし、それが判決で認められたという内容です。裕福な家庭の弟たちが、本当の兄を捜し出したことによって病院での取り違えの事実が判明したが、それが出生後60年経過していたというドラマのような話でした。この事件で私が興味を持ったのは、取り違いにより劇的な人生を送ることになったということよりも、取り違えた病院に対し、損害賠償を請求するという発想というか、着眼点にです。
 ネット上でちょっと調べてみたら、病院に対し損害賠償の裁判をする前に、裕福な家庭の兄弟間で遺産相続の紛争が生じ、その過程で弟らが長兄との血縁関係に疑いを持ち、長兄を相手に親子関係不存在の確認の裁判を起こしていたことがわかりました。一審の判決は、親子関係なしというDNA鑑定の結果を重視し、法的にも親子関係が無いということを認めました。現在のDNA鑑定の精度が向上し、資料が揃っていればの話ですが100%近いところまで判断できるようになっています。ところが、第2審では、血縁関係がないにもかかわらず長期間親子として生活していた実態を重視して法的にも親子関係が無いという弟らの主張を認めなかったようです。もし、2審でも血縁を重視して法的にも親子関係がないと認められ、そして、貧しいい家庭で育った人のほうが法律上の兄と訂正されていれば、病院に対して訴えを提起するという発想は起きなかったのではないかと感じました。なお、このように裁判では、法的な親子関係を決めるのに血縁と実態のどちらを重視するかで争われることが多々あります。

【幹事報告】

1.「ロータリーの友」電子版のご案内
  (1) www.rotary-no-tomo.jp
(2) ID : rotary , Pass : rotary
※ 2013年 10月号よりご覧頂けます。

委員会報告

千歳ガバナー補佐訪問

卓話

吉田義尚会員、税についての話しあれこれ。

ニコニコBOX

吉田義尚会員、今年初めの卓話の担当を記念して。小松好徳会員、会員拡大をおねがいして。安孫子俊彦会員、一月誕生日。白田広司会員、皆さん今年もよろしくお願いします。菊池恵一会員、子供や孫に誕生会をやってもらいました。佐藤和雄会員、起業記念。渡辺利隆会員、退会することになりました、皆さんに感謝して。

出席情報

会員総数 出席義務会員数 出席会員数 出席率
本 日 36名 14名
修 正 37名 35名 30名 85.71%

メークアップされた会員
メーク先 氏名

記念日

○会員誕生日
  菊池恵一24.01.14  安孫子俊彦36.01.22  深瀬徳衛04.01.28
○結婚記念日
  佐藤和男01.14
○奥様誕生日
  遠藤凉一01.01  八鍬佳史01.03  安部政昭01.06  小野仁01.19
  土屋浩01.24  安孫子俊彦01.28  吉田義尚01.31
○企業創立記念日
  佐藤和男㈱IGS H13.01.30

写真

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