山形東ロータリークラブ会報　第1148回例会

本日は2011~2012年度　国際ロータリー第2800地区第5ブロック　インターシテー・ミィティングです。
　会場：アズ七日町大ホール・山形グランドホテル
　ホストクラブ：山形北ロータリークラブ
　テーマ：「思いやりの心、震災に学ぶ」
　特別講演
　講師：津田喜章氏
　　　　宮城県石巻出身。
　　　　石巻高から北海道大学農学部を経て、1997年NHK入局。　　　　青森局、秋田局に勤務し、2005年から仙台局。
　　　　「ウイークエンド東北」「こんぱす東北の課題」などの　　　　キャスターを経て、震災後は「被災地からの声」を担　　　　　当。被災地を取材し、被災地の生の声を伝えている。　　　　　「文芸春秋」にも、今回の大震災に関する手記を発表。
　演題：「被災地からの声」
　　
　正に、生の声であり、胸を突く声が幾度もあった講演会でした。
　「皆さんは頑張ってというけれど、どのように頑張ればいいんだ？家もない、仕事もない、お金もない、国は何もしてくれない！」
　「義捐金？来ましたけど、毛布を買って、シーツ、布団を買ったら、もうないよ！これからどうして生きていけばいいんだ？」
　原発の避難者の声「国はなにをしているんだ！国会議員はなにをしているんだ！議員なんかみんなクビだ！」
　強烈な言葉でした。声も出ない状況で聞いておりました。
　被災している皆さんはお金がほしいんです。でもそれをまともに言わないんです。ボランテアの方に会えば、ニコニコして「ありがとう」といいます。しかし1人になると、気が抜けたようにぼんやりしています。こんな内容の話がほとんどでした。
　私たちにとって考えさせられる講演会でした。