山形東ロータリークラブ会報 第1145回例会

2012年02月03日 金曜日   会場:ホテルキャッスル
■点鐘/12:30
■ロータリーソング/国歌/奉仕の理想

会長挨拶・幹事報告

東日本大震災から早11ヶ月になろうとしています。本日山形市で、財務省主催の市民講座「東日本大震災からの教訓-今こそ考える震災へのそなえ」が行われます。その中で、「我が家の危機管理-あなたにもできる簡易耐震診断」の部分を担当することになりましたので、その一端をお話させていただきます。
山形盆地の形成-蔵王が大噴火している時期、蔵王温泉一体が噴火口で5つのゲレンデも含むのですから、巨大なものだったわけです。そこから流れ出た土石流で山形盆地が造られてきたわけです。土石流に押されて出来た皺が出羽丘陵でそこに活断層があると言われております。その結果、小白川・七日町・駅周辺等は石がゴロゴロ出てきますから地盤は、非常に良好です。そして西に下がるに従って、次第に細かくなり、須川に到達する頃は砂状になっているわけです。地盤とすれば弱くなっています。
 山形の過去の地震を調べてみますと、西暦850年に出羽地震M7・津波4.0km・最上川の堤防決壊、というのがあります。その後の大地震は1894年(明治27年)庄内地震・M7・死者726人・全壊3858戸・消失2148戸があり、およそ1000年に1回の大地震です。内陸では1944年に左沢地震「直下型活断層地震」があり、納谷倒壊・土蔵損壊多数というのがありました。他に内陸の資料がないのかと県に問い合わせましたが、資料はありませんとのことでした。
 現在、住まいの耐震診断基準というものがありますが、大変厳しいものです。それは山形の場合、積雪1.0m(300kg/㎡)が屋根に乗っかっている状態で阪神淡路の大地震に耐えられるように診断すること、となっております。日本建築ですと、木の組み合わせによるホゾとホゾすなわちオスとメスの原理で地震に耐えております。いい例が五重塔とか、寺院・仏閣です。
 おおむねでありますが、昭和56年以降の建物はおおむね大丈夫です。そして平成12年以降の建物はまず大丈夫であると思います。それ以前の建物については耐震診断を専門家に診てもらって状況に応じて耐震補強をしていかれるのがよろしいかとおもいます。生活空間の1部だけでも良いとおもいます。非常時にはトイレに避難するのも1つの案です。トイレにはバケツ2杯分の水が常備されております。いずれにしても、安心してお住まいになれる環境づくりというものは必要であると思います。

卓話

ゲスト卓話
『厳寒期の食品衛生と放射能による食の安全安心について』
小林真也 氏 村山保健所生活衛生課

ニコニコBOX

小林真也さん(ゲスト卓話) 
鬼頭武志さん 家内の誕生日です。

出席情報

会員総数 出席義務会員数 出席会員数 出席率
本 日 37名 15名
修 正 37名 35名 32名 91.43%

メークアップされた会員
メーク先 氏名

記念日

○奥様誕生日
  今田 修一2.5  鬼頭 武志2.6
○企業創立記念日
  鈴木 康友㈱ダムコンサル H2.2.1  信夫 高男信夫税務会計事務所 S57.2.1
山形東ロータリークラブ 山形県山形市十日町1丁目1-26 TEL:023-632-7777
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